Front tooth implant
前歯のインプラントを後悔しないために
前歯のインプラント治療について
後悔しないインプラント治療のために
当クリニックでは、前歯のインプラント治療を行う際、患者様が後悔しないよう慎重に進めております。治療前には、患者様のご希望や不安を丁寧にお伺いし、最適な治療計画を立てております。インプラントの位置や角度、周囲の歯の状態を精密に確認し、最良の方法で治療を行っております。さらに、治療後のケアや定期検診にも力を入れ、長期的な結果を重視しております。インプラントは一度埋め込むと簡単に変更できないため、経験豊富なスタッフがしっかりとサポートし、患者様が安心して治療を受けていただけるよう努めております。
30年以上の実績で
安心・安全のインプラント治療を提供

医療法人社団洛歯会は1995年に京都市で開業した以来、インプラント治療や歯周病治療、歯周形成外科を得意した歯科医院です。デンタルクリニックTAKANNAは2009年に四条烏丸で開業しました。
理事長の中田光太郎は、インプラント治療だけではなく歯周組織再生療法や骨造成手術、審美歯科の分野において、日本だけではなく海外の学会などで講演する実績を持つ歯科医師です。また、歯科医師が読む書籍も複数執筆しており、歯科医師の育成も精力的に活動しています。
交通事故で前歯を失った方のインプラント治療
こちらの症例は、貰い事故で前歯を大きく失ってしまった方の症例です。失った前歯をインプラント治療で綺麗に戻すだけではなく、矯正歯科治療も行い全顎的治療を行いました。こちらの症例を元に、後悔しないインプラント治療に必要なポイントをご説明していきます。
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before
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after
症状 | 交通事故で前歯を損傷 |
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治療方法 | 矯正歯科治療、インプラント治療(GBR、CTG込み)、セラミック治療 |
費用 | インプラント治療(GBR、CTG込み) 2,064,700円(税込) 補綴 886,600円(税込) 矯正歯科治療 902,000円(税込) 合計 4,087,600円(税込) |
通院回数 | 2年10か月 |
備考 | リスク 術後疼痛、歯肉腫脹の症状が出る可能性があります。 |
前歯のインプラント治療で後悔するポイント
出っ歯に見える被せ物になってしまった
前歯のインプラント治療では、埋入位置や角度が不適切だと、他の歯より前に突き出し「出っ歯」のように見えることがあります。通常、骨の厚みなどを考慮して埋入方向を決定しますが、前方に傾けてしまうと仕上がりに影響が出ることがあります。また、隣の歯と上部構造の高さが合っていない場合も、インプラントが前に飛び出した印象になるため、適切な診断と精密な治療計画が重要となり、全顎的に診査・診断し審美的にも相談できる歯科医師と相談することが大切です。
被せ物が治療して間もないのに緩んでしまった
前歯のインプラントの被せ物のネジが緩むと、噛みにくさや見た目の不具合、清掃性の不具合が生じることがあります。特に、噛み合わせが無い場合や強い噛む力が加わると、被せ物を固定する内部のネジが緩みやすくなります。治療前に、どの程度の力で噛んでも問題ないかを確認し、被せ物がぐらついたり外れたりした際の対処法についても歯科医師と相談しておくことが大切です。
インプラント周囲炎になってしまった
前歯のインプラントを長期的に安定させるには、周囲の歯肉の状態が重要とされています。特に、硬く強度の高い「角化歯肉」が不可欠であり、インプラントの維持には最低2mmの角化歯肉が必要と報告されています。角化歯肉が不足すると、治療後にインプラント周囲炎のリスクが高まる可能性があります。特に、歯周病で歯肉が痩せた部位では角化歯肉が少ない傾向があり、インプラントと併せて歯肉移植が必要になりますので、インプラント埋入手術だげではなく、歯周組織再生療法、骨造成などの手術経験がある歯科医師と相談することが大切です。
インプラント治療後に矯正歯科ができなくなってしまった
インプラント治療は多くのメリットがありますが、治療後に矯正を希望する場合、大きな問題が生じることがあります。矯正治療は天然歯を移動させる治療ですが、インプラントは一度埋入すると動かせず、位置を変更するには撤去が必要です。そのため、矯正の際にインプラントが障害となり、やり直しが必要になるケースもあります。そのため、インプラント治療計画を立てる際に、治療部位だけの診査・診断だけでするのではなく、全顎的に診査・診断してくれる歯科医師と相談することが大切です。
前歯のインプラント治療を
する前に
知っておいて
いただきたいこと
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仕上がりについて
前歯のインプラント治療では、骨が少ないとできない場合は骨造成や歯周組織再生療法を行うことになります。理想の仕上がりになるよう治療計画をお越し治療を進めていきますが、必ずしも理想な仕上がりになるとは限らないことをご理解しておくことが大切です。
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歯茎について
前歯のインプラント治療を行なった際に、歯茎が思ってたよりも下がるということがあります。そのような場合は、骨造成や歯周組織再生療法をご提案し対処することもありますが、それでも歯茎が下がってしまう場合があることをご理解しておくことが大切です。
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仮歯で過ごす期間
インプラント手術後、仮歯が入る期間が約3ヶ月〜半年あります。人工歯根(フィクスチャー)が顎の骨と結合するのを待ち、また歯肉の安定をはかり、仮歯で形態に問題がないかを確認する期間です。期間には個人差があります。仮歯を入れないと歯並びが変わったり、細菌感染のリスクが高まるため、仮歯で過ごす期間があることをご理解しておくことが大切です。
前歯のインプラント治療が必要とされる理由
前歯を失った際の選択!
(ブリッジと入れ歯とインプラント)
前歯のインプラントは、審美性と機能性を回復するための効果的な治療法です。ブリッジや入れ歯と比べて最適な選択肢となります。欠損補綴が必要になる主な原因は、事故や外傷、重度の虫歯、歯周病などで前歯を失った場合です。
前歯は見た目だけでなく、発音や噛み合わせにも影響を与えるため、適切な治療の選択が重要です。インプラントは顎骨に人工歯根を埋め込む方法で、自然な仕上がりと長期的な安定性を実現できます。特に、周囲の健康な歯に負担をかけずに治療できる点が大きなメリットです。前歯を失った場合は、ライフスタイルや口腔環境を考慮しながら、最適な治療法を検討しましょう。
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インプラント
インプラントは顎骨に固定され、高い安定性と天然歯に近い咀嚼力を得られます。周囲の歯を削らず負担をかけないため、健康な歯を保てるのも利点です。さらに、見た目も個別に調整でき、自然な仕上がりが可能です。
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ブリッジ
ブリッジは両隣の健康な歯を削り、人工歯を固定する治療法です。治療期間が短く、費用も抑えられますが、削った歯に負担がかかり、将来的なリスクがある点がデメリットです。
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入れ歯
入れ歯は取り外し可能な補綴装置で、費用が抑えられる点が魅力です。しかし、固定力が弱く、食事や会話中にずれることがあります。また、装着感に慣れるまで時間がかかり、違和感を覚える場合もあります。
幅広い世代で選ばれる治療
インプラントは若い世代から高齢者に至るまで幅広い層に選ばれる治療法です。
若い世代がインプラントを選ぶ主な理由は、自然な見た目と長期的なメリットです。社会活動が活発なこの世代にとって、見た目の影響は大きく、特に前歯の欠損では審美面で影響があります。また、ブリッジや入れ歯に比べ、インプラントは他の歯に負担をかけない点も魅力です。
一方、高齢者にとってインプラントは生活の質の向上が主な目的です。咀嚼力が回復し、食事の制限が減少するため、健康維持にも役立ちます。さらに、入れ歯に比べて装着感や固定力の問題が少なく、快適に過ごせる点が大きな利点です。
年齢と共に歯や歯茎の状態が変わりやすいですが、インプラントはその変化にも対応可能で、自然な見た目を維持しやすいです。こうした理由から、インプラントは単なる歯の治療にとどまらず、生活の質を向上させる重要な選択肢として評価されています。
交通事故で前歯を失った方の
インプラント治療の流れ
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before
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after
症状 | 交通事故で前歯を損傷 |
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治療方法 | 矯正歯科治療、インプラント治療(GBR、CTG込み)、セラミック治療 |
費用 | インプラント治療(GBR、CTG込み) 2,064,700円(税込) 補綴 886,600円(税込) 矯正歯科治療 902,000円(税込) 合計 4,087,600円(税込) |
通院回数 | 2年10か月 |
備考 | リスク 術後疼痛、歯肉腫脹の症状が出る可能性があります。 |
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Step1
初診
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Step2
仮歯でOQL(生活の質)を維持
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Step3
矯正歯科治療
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Step4
インプラント治療と仮歯
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Step5
最終補綴の装着
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Step6
インプラント治療7年後(2025年4月時点)
専門のカウンセラー、歯科衛生士、歯科医師のチーム医療でサポート
京都四条烏丸の『デンタルクリニックTAKANNA』は、総合的な歯科治療を提供している歯科医院です。当院では、トリートメントコンシェルジュが患者さんのカウンセリングを担当し、診査・診断を歯科医師が行い、治療計画を立てます。治療後は歯科衛生士がインプラント治療をした患部のケアだけではなく、お口全体のケアを行い定期的に来院していただくことで、長期間維持へのサポートをチーム医療でサポートいたします。