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スタッフブログ

皆さんは歯を失ってしまったらどうしていますか?

歯が抜けたり、虫歯が深くなり抜歯をした後にそのままの状態で放置したまま十年間、あるいはそれ以上、歯科医院を受診されていなかった患者さまが当院にもよくお越しになられます。

今回は歯が無いまま放置するとどうなるのか、そのリスクと対応策をご紹介いたします。

 

 

歯が無くなってしまったらどうなる?

歯が無くなってしまった場合は、次に挙げるようなリスクがあります。

 

リスク1:歯並びが悪くなる

歯が無くなって、そのままにしておくと、無くなった歯の反対の歯が動き、延びてきたり、無くなってしまった歯の周りにある歯も抜けてしまい、歯並びにも悪い影響が出始めます。

歯並びが悪くなると歯磨きがしづらくなり、汚れがついたままになってしまったりして、口腔衛生が悪くなると虫歯や歯周病、口臭の原因となってしまいます。

 

リスク2:他の健康な歯や歯周組織に負担がかかる

歯がたった一本失っただけでも、他の健康な歯には大きな負担がかかっています。歯に負担がかかると歯の破折のリスクが高まります。歯周組織にも負担がかかり、歯周病を発症する可能性が高くなります。また、歯を失って空いてしまったスペースに唇や頬が入り込んでしまう事で、誤って噛んでしまい口腔内の粘膜に傷をつけてしまう可能性があります。

 

リスク3:噛む力が低下してしまう

歯を失ってしまい、そのままで放置すると硬いものを避けて柔らかい物を食べる習慣になってしまうリスクがあります。そうすると噛む力はどんどん低下して、噛まずに飲み込んでしまったり、早食いに繋がります。口腔内以外にも食事の度に消化器官に負担がかかったり、噛む回数が減り、脳への血流が減少することで、認知症のリスクも高くなると言われています。

 

失った部分への対応策

もし歯を失ってしまったら、まずは歯科医院を受診して口腔内ををチェックしてもらい、失った歯の部分を補うための治療方法を検討する必要があります。歯を失った際の主な治療法として挙げられるのが、「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」です。

 

治療法1:入れ歯

外科手術を必要としないため、健康状態に問題があっても治療を受けられ、手軽に作成できる点が魅力です。たとえば、糖尿病や高血圧などの慢性疾患を抱えている人でも治療できる点がメリットです。

また、保険が適用されるため、経済的な負担も軽減されます。仮に保険適用外で作成した場合でも比較的安価で済む場合が多いです。

しかし、クラスプと呼ばれる留め具による負担で両隣の健康な歯を痛めるリスクがあります。 

 

治療法2:ブリッジ

 歯を失った後に両隣の歯を土台にして人工の歯(ポンティック)を橋のように架ける治療法です。

取り外しの必要が無く、入れ歯より自分の歯に近い感覚で噛むことが出来ます。

しかし、土台にする両隣の歯は健康にも関わらず削る必要がありますし、両隣の歯への負担はかかります。

 

治療法3:インプラント

欠損部にチタン製の人工歯根を埋め込んで、人工歯(上部構造)を被せます。

これをインプラント治療といいます。

インプラントは失った歯を歯根から回復できる唯一の治療法であり、天然歯の審美性や機能性を忠実に再現することも可能です。

上記2点の治療法のように両隣の歯に負担をかけることはありません。

当院では安全にそして患者さまの口腔内状態に応じたインプラント治療を行っており、他院で断られたケースでもほとんどの場合、治療が可能です。

 

 

 

まとめ

今回は歯が無いまま放置するとどうなるのか、そのリスクと対応策について解説しました。どのような治療が合っているのか理解する事が大切なのでまずは歯科医院で検査を受けましょう。その上で、個々のケースに適切といえる治療法を選択することが重要です。当院であれば、他院では骨が無くてできないと言われた症例でもほとんどのケースで治療を行う事が可能です。

 

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