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歯間ブラシorフロス どっちがいいの?

こんにちは!衛生士の文字です。

今年は暖冬と言われながらも冬が長くまだまだ春という感じがしませんね!明日から暖かくなるみたいなので、桜の開花もそろそろでしょうか🌸

さて、患者さんからよく質問される「歯間ブラシとフロスどっちがいいの?」という疑問について今日はお話ししようと思います。

実際今までは歯と歯の間がお掃除できればどちらでもいいですよなどと答えさせていただいてたのですが、デンタルセラピストのセオドラリトルさんのセミナーを受ける機会があり、今回学んだことを皆さんに共有できれば、と思います!

結論から言いますと、ヨーロッパでは歯間ブラシを推奨しています。やはり歯間ブラシの方がプラークの除去率、出血の改善率が良く、また歯と歯の間の歯肉部分にはコルと言って凹んでいる部分があります。そのコルにはフロスではなかなかアプローチしにくいと言われています。

若い方など歯肉が引き締まっている方などはあまり歯と歯の間があいていないのでフロスをお勧めさせてもらっていました。

しかしヨーロッパで1825歳の健康な歯肉の状態の方99人を対象に歯間ブラシを使えるのかどうかという研究が行われました。

その結果92.3%の歯に歯間ブラシが使用できたのです!驚きの数値ですよね!

実際私も歯間ブラシは入らないと勝手に思い込んでいたのですが、今回の実習で使用してみるとほぼほとんどの歯間部に歯間ブラシが通りました。そして奥の歯からは出血が

毎日フロスをしていて出血もなかったのでショックでした😳

製品にもよるとは思いますが、クラプロックスの歯間ブラシでは710日ほどで歯肉の状態の改善が見られるそうで、今日から毎日歯間ブラシをして1週間後出血がなくなるか楽しみです!

ただ無理に歯間ブラシを通そうと思っても通らない場合もあります。歯肉を傷つけてしまったり歯肉が下がってしまう原因にもなりうるので、一度歯科検診の際にでも聞いてみてください!

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