歯周再生療法

これは歯周病や強すぎる噛み合わせの負担で失われた歯の周りの組織を再生する手術のことです。
今医科の分野でも、再生療法というものは非常に脚光を浴びています。

我々の歯科医学の分野でも、今後ますます重要になってくる領域でありますし、遠くない将来、インプラントに変わって、失った歯も再生できる時代がくると言われています。

現在臨床で行われているのは、歯周組織(歯の周りの組織)、なかでも骨の再生が条件によって可能になっています。GTR法とエムドゲインという薬剤を用いる方法があります。これにより、失われてしまった歯の周りの骨を再生し、歯周ポケットを浅くすることで、再びその歯の健康を取り戻すことが可能になります。

歯周病で悩まれている方、一部の歯だけが揺れる、動くことでしっかり咬めない方など、どうぞご相談ください。

エムドゲインゲル作用機序の仮説

1)
術後、エムドゲインゲルたん白質は凝集し、歯根表面で不溶性のマトリックスを形成します。

欠損部位が凝集物で満たされ、間葉系細胞は損傷部位に遊走しエムドゲインゲルのたん白質に接着します。

2)
エムドゲインゲル処置後の歯根表面に沿って、セメント質と歯根膜を伴う新付着が形成されます。

エムドゲインゲルによる上皮細胞の増殖抑制活性は、上皮の根尖方向への埋入を防ぎます。

3)
新生歯槽骨は、骨欠損の周辺ではなくエムドゲインゲルで処理した歯根表面で開始され、その後、欠損部分を満たす形で形成されます。

4)
機能的な新付着はこの様な過程で完成します。

歯周再生療法の症例
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