インプラント治療とは

インプラントとは、失った歯にかわる第2の歯と考えていいと思います。よく差し歯と混同される場合がありますが、差し歯とはご自分の歯の根が残っている状態で、その根に土台を差して機能させる方法で、インプラントは、根がなくなった、つまり骨だけの部分に新たに歯を造り上げる方法です。

インプラントは、紀元前より貝殻を歯の形に削りだしてそれを歯の抜けたあとに植えていたということがわかっています。実際そのミイラ標本がアメリカハーバード大学歯学部に保存されているのです。近代インプラント学の発展は、1947年Formigginiらから様々な素材、形態の歯科インプラントが開発されていました。

しかし、1952年青年医師ブローネマルク博士(スウェーデン)が実験中に偶然、純チタンに近い組成の金属が骨と密接に結合することを発見し、従来のインプラントの概念の根底を覆すことになります。現在市場に出ているインプラントとはすべてこのチタンという金属で構成されており、オッセオインテグレーションという結合様式で骨と密接に結合し、機能します。既に臨床では35年以上を経過したインプラントというものが存在しているのです。

失った歯の機能を回復する画期的な発明であり、その予後も10年経過で90%以上の成功率を誇っています。当クリニックでも、開業以来の統計では96.8%の成功率(2008年末迄)を記録し、実際17年経過して今なお機能し続けているインプラントもあります。

つまりインプラントとは、正しい診断、処置で問題なく機能し始めると、その予後はきわめて良いと言えます。しかし、患者様の立場では、費用の問題、時間の問題、痛みや怖さ、決心、さまざまな理由から、インプラント治療をお受けになるということは、人生においての一大イベントであると考えます。

当クリニックでは、その大きなイベントをできるかぎり快適に、安心してお受けいただくために、常に最先端の技術と、設備、そして、歯科医師、歯科衛生士、インプラントコーディネーターの三者によるサポート体制で皆様をお迎えしております。

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